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《 経常黒字額5%増 投資収益が大幅増 −06年度上期国際収支− 》
 財務省が13日発表した2006年度上半期(4-9月)の国際収支速報によると、海外とのモノやサービスの取引状況を示す経常収支の黒字額は前年同期比5.0%増の9兆2850億円となり、2半期連続で前年実績を上回った。
 原油高の影響で輸入額が増加し、貿易黒字は減少したが、海外への投資から受け取る収益など所得収支の黒字が大幅に増えたため、経常黒字が拡大した。所得黒字は3半期連続で貿易黒字を上回っており、日本の経済収支構造がこれまでの貿易中心から金融資産による収入へ重心を移しつつあることを示した。
 貿易黒字は8.7%減の4兆4856億円。輸出は14.9%増の35兆5943億円、輸入は19.4%増の31兆1087億円で、ともに過去最高だった。

《 319億円を追加要求 −再チャレンジ予算− 》
 内閣官房は、安倍晋三首相が重要課題に掲げる「再チャレンジ支援」の2007年度予算概算要求をまとめた。概算要求は8月末時点で締め切られたが、安倍内閣の発足を受けて財務省が追加要求を受け付け、事業に失敗した中小企業経営者らへの融資の円滑化など約319億円が新たに計上された。
 追加を含む要求総額は、13省庁の計1691億円。

《 法人税率は「30%目途に」 −御手洗会長 方針明記を働きかけ− 》
 日本経団連の御手洗冨士夫会長は13日の記者会見で、成長重視の経済政策の一環として政府、与党で検討されている法人税の税率引き下げについて「経済成長のけん引役である企業が国際競争力を失うと困る。30%を目途に考えるべきだ」と、具体的な税率を挙げて法人減税実現を強く求めていく考えを示した。
 国税、地方税を合わせた法人税の実効税率は現行約40%で、経団連によると、税率約10%の引き下げには約4兆5000億円の財源が必要になる。御手洗会長のこの時期の発言には、2007年度税制改正での政府税制調査会の答申、与党の大綱に税率引き下げを中期方針として明記するよう働き掛ける意図がある。

《 GDP年率2.0%成長 −7−9月期 内需主導に翳り− 》
 内閣府が14日発表した2006年7-9月期の国内総生産(GDP、季節調整値)速報値は、物価変動を除いた実質で前期(4-6月期)比0.5%増、年率換算で2.0%増となり、7・四半期連続のプラス成長となった。
 成長率は前期(年率1.5%増)より高く、市場予想を上回った。名目GDPは年率換算で1.9%増だった。輸出が好調で外需が全体をけん引したが、個人消費は2・四半期ぶりにマイナスとなり、内需主導の景気回復に陰りが出た。
 大田弘子経済財政担当相は同日の記者会見で「(景気に)腰折れの懸念はない」と述べるとともに、消費動向を注視していく考えを示した。

《 教基法改正案が衆院通過 −野党反発、本会議欠席− 》
 衆院は16日の本会議で、政府と与党が今国会の最重要法案と位置付けている教育基本法改正案の採決を行い、自民、公明の与党などの賛成多数で可決した。民主、共産、社民、国民新の野党4党は、与党が15日の衆院教育基本法特別委員会で野党欠席のまま改正案を単独採決したことに反発し、本会議採決も欠席した。
 同改正案は参院に送付され、与党は12月15日までの会期内成立に全力を挙げる。

《 ダイヤに3600万円 −国税局のオークション− 》
 国税の滞納者から差し押さえた宝飾品などのオークションが15日、東京・大手町の東京国税局であり、目玉の6.58カラットのダイヤモンドリングは3600万円で広島市の会社経営の男性(45)が落札した。
 リングのオークションは1900万円からスタート。数人が応札し、価格は100万円単位で上がっていった。
 オークションでは人間国宝11代三輪休雪さんの萩茶わんが26万円からスタートし、105万円の高値で落札された。代金は国庫に納められる。


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